美博1

飯田市美術博物館では
菱田春草記念室での常設展示が始まっています

近年、作品数も増えてきたそうで
スケッチなど遺族の方からの寄贈品もあり
常設展示となったそうです

美博2

柱じゅうが常設展示の喜びを表してるじゃないですか

私どもは、先日菊慈童を中心とした展示を見てまいりました~~~!
相変わらず美しい絵です
当時は朦朧体と揶揄されていたなんて嘘だと言って
色が濁ると言われていたけど、とても美しいと思いますわよ

期間限定でプラネタリウムも春草さま番組を特別投影
新たな写真とかあって、新鮮でした
(坊主頭の春草さまの写真とか)
もしかしたら、投影は10月いっぱいで終わってるかな

飯田を訪ねたこの時
市制80周年とかで、なんと美術博物館は無料だったのですよ
なんという幸運!
タダで春草さまの絵が拝めるなんてーーーー!
以前に訪ねた時も、菊慈童の購入記念で無料公開してて
わたしゃ春草作品に一度も課金してないよ
ありありありありがとうございます!

そしてミュージアムショップでも
絵葉書1枚50円とか、値段間違えてますよ!?っていう金額
もうもう、なんでこんなに太っ腹なの
これも飯田が春草さまを愛するが故なの?

は~~
飯田に1年くらい住みたい(笑)
ま~~~た週末に限って台風が近づいてきよったけど
今回は、飯田に行ってまいりました!
ちょい雨降りだったけど、行けてよかった
連れてってくれた、あきみちゃんとお兄ちゃん、本当にありがとう!

今回の一番の目的は
菱田春草生誕地公園
春草さまの生誕地跡が公園に生まれ変わったのです

春草公園1

武家屋敷の門構えっぽいエントランス

春草公園2

誕生の地の文字は、恋人親友・横山大観の揮毫
美術博物館にも同じ文字を使った碑があるですよ

春草公園3

生誕の地の看板
これは公園の裏側に立っています

春草公園9

すっきりとした感じの公園です

春草公園5

あずまや風の建物があって、腰を掛けてゆっくり公園を眺めることができます

春草公園4
春草公園6
春草公園7
春草公園8

さまざまな植物が植わっていますが、ただの植物じゃないぜ
春草さまの画題になった植物が植えられているのだ
植樹したのは「春草を愛する会」
さすがです!

この日はあいにくの雨でしたが、お天気のいい日だったら
また違った雰囲気になったかもですね
地元民だったら通いつめたいなあ~~

公園は、飯田市美術博物館からだと徒歩で10~15分くらいだったでしょうか
ルートが2つありましたが、決して、まむし坂コースを選んではなりませぬ!
谷底に落ちてそこから這い上がるようなコースです
平坦な街中コースを選びましょう!絶対!!
今日の鑑定団に春草さまの掛け軸が出た

んんんん~~~
見た感じ、なんか違うだろ~と思っていたら
まさかの本物 1500万円
マジですか~~~~!?

以前に、あやめだったかカキツバタだったかの軸が出た時は
うわ~~~!っと震える感じがあったのですが
今回そういうの感じなかったんだけど…
専門家が言うのなら、本物なのかな

私は落款とか全然詳しくないし…

私の眼は節穴だったのか…
なんと!春草さまの生誕地・飯田に

菱田春草生誕地公園

が完成していたとか!
いつの間に!
てか先月末に!

私が聖地巡礼をしたのが、おっそろしいことにもう10年以上前だったことに驚愕ですが
当時は「生誕地」ていう高札が建ってるだけで、そこは民家だったと思うのですが
公園に生まれ変わったとは!
記念館みたいなものがあるわけではなさそうですが
春草さまの画題になった植物とか植わってるらしいです
春草さまに思いをはせながら、ゆっくりする場所なのでしょうなぁ…あああ

そして公園完成を記念して
博物館のプラネタリウムで、新作「菱田春草の青春」を無料公開していたとか!
なななんですと~~~~~!?
青春…青春ですか!美校での大観との出会いですよね
ぐおおおおお!いったいどんな…
(絶対腐ってないと思うけど、そこは腐女子のフィルターでなんとでも)

しかし、もう公開おわっとるやんけ
次はいつ上映なんだろう

春草

2度目の春草展、見て参りました

なんだあの混雑はーーーーー?

前期は土曜日だったにも関わらず、それほど混んでなくて
落ち着いて鑑賞できたので
今日は雨模様の平日だから楽勝♪と思っていたらとんでもなかった…

これも美の巨人と日曜美術館のせいか…
TVの影響力はやっぱり大きいなぁ
ゆっくり見られると思っていたので残念だったわぁ

前期でゆっくり見ておけてよかったです
今日は後期だけの展示作品のみ、集中的に見てきました

後期の目玉はもちろん猫ちゃんですが、大観との双幅も美しくて素敵でした
これは収蔵先がシンガポールなので、もう二度とお目にかかれないかもしれない作品でしょう


ところでわしは展覧会で音声ガイドを聞くことはないのですが
今回HPの説明文に「大観とのエピソード」との一文があって
万一、わしの知らないエピソードが語られてたら嫌だなと思って借りました(笑)
(そしてナビゲーターは、かの画伯・田辺誠一さん:笑)

大観の話として春草との関係性で
「お互い好きなものは、どうしようもない」というのがあって
そんなBL漫画のタイトルみたいなこと…♪(笑)
この話を読んだことがあるかどうか覚えがないのですが
聴いたときにドキューーン!と来なかったので
どこかで読んだことがあるエピソードだったのかもしれませんが
う~ん、いい言葉だ へへ

ともかくも、前後期あわせて108点もの春草作品をいちどきに見られて
本当にいい展覧会でした

ちなみにグッズは今日の段階で、かなり売り切れ多数
こんなことあるんだ…
菱田春草展に合わせて
美の巨人と日曜美術館が春草さま特集でしたね

今まで春草さまの技法についてやってるのって見たことなかったので
黒猫や菊慈童の再現はすっごく興味深かったです
黒をより黒くするためにちょぴっと胡粉入れるとか思いもよらなかった
マットな仕上がりか~なるほど
菊慈童や水鏡の背景に金泥が刷かれていたとか
初めて聞くことも多くて、研究もすすんでいるんだなぁと思いました

ということで、わしも金泥を買ってみた
あれと墨を混ぜて落款書くと、いい感じになるので
前から買おうと思っていたんですが…

高いのよアレ

0.5クラムくらいで約4000円…
ああ無理ぽ~~~
…ってことでボンビーおばばは偽物の金泥を1000円で買ってしまったのだった…
絵描き失格
ボンビーでも画材は一流品を使っていた春草さまとは大違いだ!


昨日は展覧会を見た後、美術館の講堂で
講演会を聴いてきました

茨城近代美術館館長の尾崎正明さんの講演です
春草さまの美術の変遷をたどるといった感じの内容でした

まあ、知ってるお、って感じではあったのですが
改めて春草さまの功績を確認したというところですね

この講演会、応募者多数で
今回はその難関を突破した方の集まりです、などと言われましたが
ホントかな~~~
空席もちょっとあったじょ?

で、せっかく難関を突破した記念に(?)
講演後の質疑応答で手をあげて質問しちゃったぜ、わし
愛は勇気を与えるんだな~(笑)

展覧会での説明文に、西洋絵具を使ったという説明があったので
そういう舶来の高そうな絵具を、ボンビーな春草さまは
いかにして手に入れていたのでしょう、というようなことを聞いてみました

よくはわからないということでしたが、プルシアンブルーという絵具は
江戸時代の浮世絵の藍刷りですでに使われていたらしく
意外と手に入れやすい絵具だったのでは?ということでした

今回の展覧会に合わせ、春草さまの絵の科学的調査も行われたようです
それについては図録に書かれているようなので
これからじっくり読みたいと思います
文字を読むと寝ちゃうけど、頑張る
やっと見て参りました菱田春草展

春草展チラシ

もう春草さま作品が一堂に会して!って感じで
こんなにたくさんいっぺんに見られるなんて感激ーーー!

かなり広い会場に、これでもこれでもかと春草さま作品
見終わった後に、もう一回あの作品を…と思うと
かなり戻らなくてはなりませんでした
なんという贅沢

《落葉》はやっぱり何度見ても感動します
パッと目に入った時に、すごくドキンとします
名古屋での展覧会でも、落葉を何作も並べて鑑賞できましたが
今回も、そんな感じになってました

《黒き猫》は後期からの展示ですが、他の猫作品も数点あり
も~~カワユスでした
猫を妙にかわゆさアップで描くんじゃなくて、そのままを描いてあるせいか
余計にネコらしくて可愛いんですよね

ちなみに今回の展覧会のロゴも猫付きで超カワユス

春草展ロゴ

菱田の田の字の上っちょに、にゃんこ乗ってますよ

今回始めてみる作品もいくつかありまして、もうホントに嬉しい
大観とのラブラブコラボ屏風とかあったんですよ
軸物のペア作品は見たことありますが屏風もあったとは!
後期にも初見の双幅出るし、楽しみです

あとね
春草さまの絶筆といわれてる作品がありました…
梅に雀の絵で、すごく雀がふっくらして可愛いんです
これも初めて見ました

とにかく素晴らしい展覧会でした

この展覧会はグッズも可愛いです
猫ちんのマスコット、めっさカワユスよん

春草展白黒

春草展白猫

春草展黒猫

上目遣いの黒き猫ちんが特にイケてます
ちょっと高いけどな(笑)
アート系のグッズは何でも高いですよね


今日、都美術館で特別上映されていた「天心」を
見ることができました!

天心パンフ


天心を中心とした五浦の美術院の面々の物語が
淡々と展開されていく映画です
エンタメ性はないので、彼らに興味ない人だと
寝ちゃうこと確実(笑)
でも竹中直人さんはじめ、存在感ある役者さんたちだったので
私は寝ませんでしたよ

私は美術学校から美術院、五浦の都落ちまでの流れは知ってるので
映画の表現だけでは「足りん~~」と思うところが沢山あったのですが
まあ大まかな流れを追って天心という人を描く映画だったし
時間的にもしょうがないですかね
でも春草さまのエピソードにもかなり時間がさかれていて
どっちが主人公だかわかんないくらいでしたよ

しかしあえて言おう

萌えは皆無だと

いや、そっちを期待する方がおかしいですけどね
春草さまと嫁のシーンなんて、わしはいらん
もっと絵に没頭して他は何も見えてないくらいの感じが欲しかった気はします

でも実際に五浦にセットを組んで撮影しただけあって
画は美しかったです
波の感じとか、浮かぶ月とか
まさに美術院の画家たちの絵のようでした

上映後は監督さんのお話がありまして
これはかなり面白かったです
ロケのセットは2~3年は残してあるそうで
機会があれば行きたいなあと思いました

トーク後、出入り口で監督さんがお見送りしてくれたので
握手してもらっちゃいました

そして家に帰ってパンフを見たら、あら

天心パンフ2

監督さんのサイン本になってたーーー


この映画は、9月に開催される菱田春草展でも
上映を目指しているそうです
実現するかどうかはわかりませんが、そうなるといいですね
知らんかった…!
岡倉天心の映画があったなんて!
しかも横浜での上映終わっとるやんけーーー
いつの間にやってたのよ
全然知らんかったわよ

公式サイト http://eiga-tenshin.com/

天心役は竹中直人さん
おお、なるほど
「普通からはみ出してる感」が合ってると思います

大観役は中村獅童さん
捨助は最悪やったけど、違う役の時は結構いい感じの獅童さん(笑)
大観も合ってると思います
特に髭生やしてから

そして肝心の春草さま役
平山浩行さん…
えっと…見たことあるようなないような…どなた…

イケメンの方です
でも…なんか違う
美少年度と、はかなげ度が足りん!
第一、ちょこっと髭生えとる!
春草さまに髭はいらんのじゃ
可愛い顔して、めっさ他人にきついこと言う
ツンデレでないといかんのじゃ

とはいえ、どんな映画か見たかった
くそーーーー